閃きはどんなときに生まれるかの私的考察

物事を閃く場所として、4B(Bathroom, Bar, Bed, Bus)という言葉をたまに聞きます。

中国古典にも、3上(馬上、枕上、厠上)という言葉があるように、乗り物に乗っている時や、横になっているとき、トイレやお風呂など、頭をリラックスさせることで思考が整理・結合され、化学反応を起こすことを昔の人々は経験則から学んでいたようです。

 

わたしは仕事柄、色々な企業の様々な悩みを相談されるわけですが、10の悩みがあるとだいたい3つくらいは超難題だったりします。

 

たとえ超難題であっても色々な視点から解を考えるわけですが、当たり前ですが一筋縄でいくはずもなく、そんなときには机上を諦め、日々の暮らしの中で断片的瞬間的に考えるようにしています。

 

そうすると、とあるタイミングで見えない糸同士が紡ぎ合わさり、今まで思いつかなかったような解が見つかります。

これ、自分でも何度も経験しているので、もし考えに詰まってしまったときは4Bないし3上を活用してみてはいかがでしょうか。

 

せっかくなので、閃きの私的ランキングを。

 

1位 Bathroom(シャワー中)

私の場合はこれが断トツ。

湯船に浸かっているときもたまにありますが大半はシャワー中。

たぶん、座っているとはいえだいぶ理性を働かせている状態で、かつリラックスすることで、化学反応がうまい具合に起きているのかも?。

 

2位 電車 ※Bus、馬上が該当

1位に共通していますが、吊革につかまっているような、立ちの時です。座ってしまうとスイマーが泳いでやってきます…

 

圏外 トイレ

時間が短すぎるため、閃きにくいかも。

昔の中国人は長トイレだったのでしょうか…

 

圏外 就寝時 ※Bed、枕上が該当

これ、閃く前に確実に寝ます。。

ちなみに寝ながら考えてしまうときは多分リラックスしていないからか、私は寝ながら考え事→閃き、はありません。